2014年4月7日月曜日

【子連れでキプロス島の旅】パフォスから車で15分。愛の女神、アフロディーテ生誕の地へ 

06 April 2014〜07 April 2014

1年のうち300日以上が晴天にめぐまれるというキプロス島。
太陽の光をこよなく愛するイギリス人のホリデー先にはうってつけの場所です。
しかもイギリス連邦加盟国なのでイギリス系のショップがたくさんあり、英語もよく通じるのでイギリスの老若男女全ての人に優しいホリデー先です。

中でもキプロス島の南西側に位置し、世界遺産がたくさんある一大リゾート地のパフォスは、居住者の約20%が外国人ということもあって、 街中にはリタイア後に移住した老人夫婦やホリデーメーカーたちがたくさん。自分たちが滞在していないときは他の観光客に貸すホリデーアパートやホリデーホームがたくさんあります。

最近、EU加盟国のキプロス政府では、外貨獲得のため様々な政策をすすめているそうです。他のEU諸国よりも移民の条件が緩く永住権が取りやすいキプロスには、ロシアや中国の富裕層が押しよせているそうです。大勢の富裕層が自由を求めて、お金の力でEUパスポートを手に入れているらしいです。
EUパスポートがでに入れば、加盟国内は自由に行き来ができるというのは、共産圏の国々にとってはとても魅力的なのでしょう。
実際に、パフォス空港から街に向かう国道沿いや街の中いたるところに、中国語の不動産投資の大きな看板をみかけました。



さて、今日はまず近くにあるドイツ系スーパー、イギリスでもおなじみのLidlに買い出しに行き、パン、ソーセージやら卵、果物やヨーグルトなどを残りの滞在日数5日分くらいを購入したのち、アパートに戻り朝食を作って食べました。

その後、パフォス中心部からさらに車で15分から20分、海沿いの道を走ったところにある、アフロディーテ生誕の地を訪れてみようということに。

ボッティチェリの名画「ヴィーナスの誕生」に描かれている
恋の女神『アフロディーテ』

パフォスから首都のあるニコシアまでは、海岸沿いに高速道路が通っているので2時間くらいで行けるそうです。
本当は北キプロスにも行ってみたかったのですが、ここ数日ですっかりリラックスモードになってしまい、毎日適当に起きてご飯食べて、日光浴して…。と、行動し始めるのがお昼くらいになってしまい…。今回は結婚式がメインで、友達もいるので仕方がありません。

というわけで、アフロディーテ生誕の地ですが、風光明媚な場所でした。海岸沿いの道がとても気持ちがよく、サンサンと輝く太陽にカラッとした空気は、今まで行ったどこの場所でもない、キプロス島ならでのものでした。
大型観光バスなどが停まっているお土産やさん兼カフェ、というかむしろ海の家といった感じの場所にある駐車場に車を停め、地下道をくぐるとそこがビーチです。

恋の女神アフロディーテ誕生の場だけあって、
このようにハートがたくさんありました。
そして積んだ石もたくさん。
ハート型の石を見つけると恋愛が成就するとか。


入るにはちょっと寒い…

4月のキプロス島は、海の中に入って泳ぐにはどう考えてもまだ水が冷たかったのですが、ヨーロピアンはみんな水着で日光浴を楽しんでいました…。
帰りに海の家でアイスを食べた後、また街に戻り、13世紀に建設された教会とその支柱が残る遺跡、セントポールピラーのそばにあるレストランで早めの夕食(遅いランチ?)をとります。

料理が来るまでの間、セントポールピラーには、遺跡の上に手摺りのついた通路が張り巡らされているのですが、娘はその通路を駆け回って遊んでいました。

地元の子はこの通路を降りて、地面にある遺跡の中で遊んでました…。


とっても愉快なキプロス人のおじさんのいるところで、もちろん子どもにも優しかったです。ここで、ばかでかいケバブを頼みお腹いっぱいに。



すごい量。サラダはほとんどピタブレッドからはみ出してます。

その後、アパートに戻り、ダディと友人は、今日ドバイから到着したばかりの新郎最後の独身時代の飲み会に出かけて行きました。

明日はウェディングに出席する人たちみんなで、ディナーを食べに行く予定になっているので、午前中(多分昼くらい?)は、パフォスのちょっと北にある「コーラル・ベイ」と呼ばれるビーチに行ってみようということに。

そして翌日。昨日深夜にタクシーで帰ってきたダディと友人。飲んだわりには、友人は起きるのが早く、朝からアパートの屋上へと日光浴に出て行きます。
ママが朝食を準備している間に、ダディも起きだしてきて、日光浴から戻った友人とみんなでバルコニーに出て朝食を食べます。

その後、みんな身支度をして、車でコーラルベイに出発。
パフォス市内よりもまたちょっと落ち着いた感じの場所で、メインストリートにはレストランやお店がたくさん並んでいます。興味本位で不動産屋を覗いてみたりしつつ、ビーチへ。
こちらはビーチといった感じ。

ここでも泳ぐには時期早といった感じで、子どもたちは波打ち際で遊んだり、大人はおもに日光浴をしている人がほとんどでした。
ただ、抜けるような青空とからっとした空気はキプロス島の空気は、本当に気持ちがよく、ここでしばらく友人は日光浴を楽しみ、ママとダディは娘と遊んだりして時間を過ごしました。

その後、コーラル・ベイエリアのメインストリートに戻り、スシと鉄板焼きのレストラン、その名もWabi Sabiを発見したので、遅めの昼食にみんなで入ってみることにしました。
まぁ予想していた通り。東南アジア系の人が経営するなんちゃって和食レストランでしたが、海の側だけに魚が新鮮であろうと、みんなで握り寿司を注文。
ネタは、ヨーロッパではお馴染みのサーモン、マグロ、エビ、そしてアボガドが入ったカリフォルニア巻がメインで、可もなく不可もなくの味でしたが、一応スシにはなっていました。

Wabi Sabi
33 Coral Bay RoadPaphosCyprus

その後、再び宿泊先アパートに戻り、夕方からパフォスの街へとタクシーで出かけます。

いよいよ明日に挙式を控えた友人カップルが、挙式参列者を全員集めてのディナーです。予約してくれていたレストランはイタリアンで、子ども用のメニューもあり感じがとても良かったです。
ママはニジマスのグリル、娘はピザを頼みました。

おいしかったです。

Cavallini
68 Poseidonos AvenuePaphosCyprus


ディナーテーブルの席が、新郎のお母様とそのパートナーの近くだったので、キプロス産のワインを飲みながら色々お話しましたが、すごいよ…。

クルーザーで5年かけて旅行した話とか、子連れで旅した話とか…。
トラベルフォトグラファーで5年ほど住所不定の生活を送っていた新郎の親ならでは。
お父様もバイクで旅行した話とかしてるし、ウェディングのために集まった友人たちの多くも旅好きの人が多く、筋金入りのトラベラー一家のようです。
一方、仕事で出かけた先のドバイで知り合ったというウェールズ出身の新婦さんはハープ奏者だそうで、ドバイのインターナショナルスクールで音楽の先生をしているそうです。
どこでどいう出会いがあるのかは、本当にわかりません。。。

明日はいよいよウェディング本番。楽しみです。
当の本人たちは、緊張した様子ですが。


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